2021年04月23日

【し~なチャン便り 第15話】4月15日 紹介します、シニアのALL-A

2年前の4月1日、「ALL-A(オール・エー)」という会社が誕生しました。今回は、私も一緒に活動している「ALL-A」の活動について紹介させてください。

「ALL-A」は「Agefriendly LivingLab AKITA(エイジフレンドリー・リビングラボ・アキタ)」の頭文字から。秋田ケーブルテレビ、秋田魁新報社、秋田銀行で組織する「シニアに関わる事業に特化したコンサルティング会社」です。3社とも「AKITA(秋田)」がつく、という共通点も。

「エイジフレンドリー」は「シニアに優しい」との意味合い。そして「リビングラボ」は「暮らし(リビング)」「研究開発の場(ラボ)」いう意味です。

番組では、いつも一緒に仕事をしているALL-Aの総務企画担当・佐藤直子さんをゲストにお呼びしました。ALL-A事務局、サポーター(会員)窓口も務めています。シニアに人気で「直子さん」と親しまれているんです。

直子さん、「リビングラボ」、ちょっと耳慣れない言葉ですよね、説明してもらえますか━

「リビングラボはALL-Aの柱のひとつ。会員であるシニアの皆さんの意見を企業の商品やサービスに反映させたり、高齢者に関する調査研究や社会実験に協力したりする活動です。医療、健康、生活など幅広い分野の事業支援を目指しています。シニアの皆さんの就労機会創出や、生きがいづくりなど社会的な課題の解決にもつなげていければ」(佐藤さん)。

高齢者と県内外の事業者を結び付ける場を設け、高齢者の知識や経験を事業支援などにつなげていくのが「リビングラボ」。これまで、いろいろな人と出会い、さまざまな経験をしてきたシニアの皆さん。高齢社会の今こそ、培ってきた知恵を生かしていくときかもしれません。

ALL-Aではこれまで数多くのイベント、シニア講座・教室を開いてきました。初めてのイベントは、認知症予防プログラム「コグニサイズ」体験会。コグニサイズは、国立長寿医療センターが進める健康体操のこと。頭を使う作業と有酸素運動を同時に行い、認知機能の維持向上を目指すプログラム。英語の「cognition (認知)」 と「exercise (運動)」 を組み合わせて「cognicise(コグニサイズ)」とした、といいます。

体験会は秋田市の県青少年交流センター・ユースパルで開催し、秋田大大学院医学系研究科の久米裕助教(保健学)に指導いただきました。例えば、簡単な計算をしたり、しりとりを仲間としながら体を動かす、ステップを踏んで踊る。私も体験しましたが、もう、笑いが出てくるほど難しい、難しい、でも面白い。頭と体を別々に動かす、といった感覚が新鮮です。たぶん、このプログラムを続けていけば健康寿命を延ばせそうな予感がしました。

そのほかにも、秋田ケーブルテレビのプロデューサーを講師に、企画・撮影、編集を一気に学ぶ「テレビ番組制作教室」、「フレイル(Frailty『虚弱』との意味。健康な状態と要介護状態の中間)健診体験会」、「シニアのeスポーツ(ビデオゲーム)体験」、さらに「健康麻雀講座」…ユニークな講座・教室が盛りだくさん。体験してみてください。楽しいですよ。

最後に直子さんから、「あきぎん長活き学校」(株式会社秋田銀行)と共同で制作した、”長活きの秘訣を考える”「長活きノート」を紹介してもらいました。

ALL-Aのメンバーでもある秋田銀行は、生き生きと長く生きることを目的として、シニアの方々向けに金融に限らず、さまざまな学びを行う「あきぎん長活き学校」を開催しています。お金や終活への関心が高かったことを受け、ノートを作製することになりました。

「長活きノートには『現在の生きがい・楽しみを、いかに長く続けていくか』を考え、書き込むことができます。また、介護に関する要望や日々の支払い、優先的にお金を使いたい内容などを書ける項目もあり、便利です」(佐藤さん)

一般的なエンディングノートとは異なり、人生100年を見据えて、続けていきたいことを前向きに考えることができる内容になっています。秋田銀行全店の窓口で無料配布していますので、ぜひお手に取ってみてください。

お問い合わせ ALL-A 018-803-6430

 

シニア記者プロフィール

西村 修(にしむら おさむ)

元秋田魁新報記者。秋田ケーブルテレビ記者、ALL-Aアドバイザー

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