
2022年03月15日
- 運動ワンポイント
椅子で下半身トレーニング(2)2022年2月掲載
【秋田魁新報から】運動ワンポイント 椅子で下半身トレーニング(2022年2月掲載)
監修:日本健康運動指導士 柴田栄宜さん
モデル:住吉綾恵さん
椅子で下半身トレーニング:フルスクワット
椅子の背もたれにつかまり、両膝をくっつけて屈伸運動をします。目安は20回。関節の動く範囲を広げ、ももの筋肉を強化します。立ち上がりがスムーズになります。
椅子で下半身トレーニング:ハーフスクワット1
両脚の爪先と膝をそろえ、お尻が椅子に触れる所まで膝を曲げ伸ばします。膝が痛いからと言って長期間動かさないでいると、軟骨が劣化して曲がらなくなります。体は反らさずに。正しい屈伸で関節の可動域を広げましょう。
椅子で下半身トレーニング:ハーフスクワット2
椅子にまたがって背もたれをつかみます。お尻を座面につけたら、立ち上がる動きを繰り返しましょう。目標は20回。ももと股関節周りの筋肉を強化することで、股関節痛や膝痛予防に効果的です。
椅子で下半身トレーニング:重心移動
椅子の背もたれをつかみ、両脚を開いて立ちます。片膝を外側に曲げて重心を移動します。左右交互に行い、かかとは浮かないように。脚を大きく広げると負荷が大きくなります。膝関節を正しく使うことで、膝の痛みを予防できます。
椅子で下半身トレーニング:重心の上げ下げ
脚の筋力アップ運動です。椅子の後ろで背もたれにつかまり、両脚を前後に大きく開きます。前脚は椅子の下に入れ、かかとは膝より前に。後ろ脚はかかとを浮かせ、膝を床に着けた状態から上下に10回動かします。
椅子で下半身トレーニング:かかと上げ
ふくらはぎは第二の心臓と言われるほど血行促進が大切な部分です。椅子の座面に片脚を乗せ、もう片脚のかかとを上下しながらふくらはぎの運動をします。左右交互に20回ずつ。下肢のむくみ、静脈瘤(りゅう)の予防や改善にも効果的です。